腹をくくって決断した離婚、自分自身の苦労は折り込み済みです。
仕事、家事、育児で目が回るほど忙しいことも。自分が頑張って生活を回しせさえすれば生活はうまくいくと思っていました。

ただ、父親不在の子どもにしてしまうこと、それは女性の自分にはどうしても果たせない役割もあり、本当に息子に申し訳なくて、最後まで悩みに悩んだ部分です。
最後は「子どもの前でも罵声を浴びせられる姿、喧嘩する姿を見せたくない、この子が言葉を理解し始める前に別れたい」というのが決め手のひとつになりました。

そして、いざ別れて親子2人になってみると、子どもと二人で家にいるときは本当に幸せなんです。最愛の我が子との穏やかな日々は

それでもどうしても母1人子1人の自分たちが惨めに思える瞬間、本当に困ってしまう場面は幾つかありましたのでご紹介します。

1、週末の公園やテーマパーク、ショッピングモール


家族連れであふれ、まるでこの世の幸せの見本市のようなに感じて気後れしました、、

特に週末は同じ年頃の子を連れた仲良さそうな家族ばかりが自然と目に入ります。

両親の満面の笑みに包まれるお子さんを見ると我が子に申し訳ないようないたたまれない気持ちになり、また兄弟姉妹とじゃれ合う微笑ましい姿には兄弟を作ってあげられない不甲斐なさに苛まれ‥

気にしなくていいのはわかっているんです、けどね。。子どもがある程度大きくなるまではあまり近づかない場所でした。

2、保育園や学校の行事

保育園の乳幼児クラスでは、子供はまだまだ手がかかります。息子の保育園では親も参加必須の親子遠足がありました。

当日、仕事を休んで参加してびっくり!平日にも関わらず子ども1人に対して両親が2人で参加している家庭がほとんどです!

息子のクラス十数名で母1人参加は私ともう1人のお母さんのみ(当日パパはどうしても仕事が外せなかったとのこと)

子ども1人の手を引く親は一人で十分なはずですが、最近は本当にパパの育児参加率柄高いですね!

郊外にしては割と教育熱心なエリアであることも関係しているかもしれません。

小学校入学後も運動会などは両親プラス祖父母!のように子ども一人に何人もの大人‥が多数派の環境で、ウチだけこじんまり親一人子一人(コロナ時期は他の家庭とは合流NG)で小さなレジャーシートでお弁当が切なく、憂鬱なイベントでした。

3、子どもと性別が違うための困りごと

公衆トイレ、旅館の大浴場への付き添いや、男子の発育に関わる相談に乗るのが難しいこと、です。

未就学時期には出先でのトイレなどは男子トイレについて行けず困ることは多くありました。

初めての施設で勝手がわからない時などはついて行ってやりたかったですね。息子は早くから発育が良く身体が大きかったため女性トイレや浴場に連れて入るのも早くから憚られましたので、不安がる息子を一人で生かせるのは心苦しかったです。

家族ぐるみで出かける時は友達のパパに助けてもらったり、近所に住む私の父には立ちションや公衆浴場でのルールを教えてもらうなどかなり助けてもらってなんとか乗り切っていました。

また、中学生の時に息子が周囲と比べて変声や発毛、下半身発達の遅れなどを悩み始めた時も、自分なりにネットなどで情報を調べたものの正解がわからず、実感としてわからないため不安でした。

その時には父も他界していて相談できる男性も居なかったので不安が大きかったです。(結局、二次性徴のタイミングが平均より3年ほど遅かったようでその後無事に成長!かなり心配しましたがよかった!)

正直、ひとり親で育てるなら同性の子の方が育てやすいだろうな、と思うことはよくあります。

ただ、ひとり親15年目の今ならわかります。

どれも気にしすぎ。誰もそんなに気にしていないんだから。

頑張りすぎず適度に周囲を頼っていいんだよ!

子どももちゃんとわかってくれるし、卑下する必要もないんだよ!

離婚して穏やかな幸せを手にしたことに比べたら、どれも取るに足らないしんどさ。

ささ、前向きにいこう🙌