いま私が子供と住んでいるのは、いわゆる「郊外の住宅地」です。
戸建て住宅の中に畑がちらほら。
商業施設やマンションのような高い建物があまりなく、のどかで落ち着いたエリアです。
離婚後にそこに住んだのは、私の実家に近かったからです。
特に小さい子供を抱えての離婚では、実家に戻る、もしくは実家近くで親のサポートを受けながら、、というのが現実的な選択肢になりますよね。
私の地元は緑豊かで育児にも人気のエリアのため、深く考えずに戻ってきましたが、その後に保育園、小学校と子供コミュニティに参加するようになって、ふと気づいたんです。
ひとり親家庭の方に全く会うことがない!?
具体的には・・
保育園の同期20数名→ひとり親家庭なし。(正確には年少のとき1人いましたが卒園までに再婚していました✨)
小学校の同学年100名弱→6年間ひとり親の方には全くお会いせず。
今や日本の離婚率は3割との調査結果がありますが、その方々のお子さんは一体どちらに?と思わなくもないですが、よくよく考えれば答えは簡単です。
住んでいるのがファミリー向けの戸建てエリアだから、です。
ひとり親家庭はマンションやアパートに住まれる方が多いのでしょうね。
(ちなみに我が家は離婚当初の5年間は築40年の昭和レトロなアパートに住み、子供の小学校入学前に戸建て引っ越しました。←こちらは築43年です。築古戸建てを選んだ経緯はまた別の機会に😊)
一方で、隣の小学校には、ひとり親家庭のお子さんが多数在籍しているとのこと。
学区内の駅前エリアに複数のマンションや、公営住宅があることが理由のようです。
これから家探しをする方は学校区の特徴なども事前に少し見てみるといいかもしれません。小学校区はそれほど広くないので、道一本挟むと学校が変わることは一般によくあります。
どちらがいい悪いはないですが、どちらに身を置きたいかはそれぞれかと思います。
私の場合、保育園〜小学校を通じてひとり親ママ友が1人もできず、悩みを分かち合えなかったのはさすがに心細かったですね。
一方で、昼間地元にいる専業主婦の方が多いエリアだったので地域の子供全体を見守ってくれていたのは有り難かったです。
私は仕事で朝早く夜遅く、、子供の登下校の様子も把握できない中で、我が子の目撃情報がママネットワーク経由で入ってくることも。「○○ちゃん、学校帰りに寄り道して変なとこで植え込みのツツジの花の蜜吸ってたわよ🌺」とか。←すみません😱!!(高学年になると目撃情報から悪事やロマンス?がばれることも!)
落ち着いたエリアでの子育てや地域の方の自然な見守りは、忙しくて見守ってやれないシングルマザーには本当に有り難かったですね。
ちなみに、私は両親揃ってるのが当たり前、な環境での育児を私は良い意味でのプレッシャーと受け止めていました。子供に劣等感を持たせないためにできるだけのことをしよう、あそこは片親だから、、と後ろ指差されないよう、子供には伝えるべきことをしっかり伝えよう、と自分なりに頑張る原動力にしていました。
どこに住んでも自分は自分、我が家は我が家ですが、、ご参考になれば嬉しいです😊